片頭痛

慢性的におこる頭痛で、脳そのものに何か病気があって起こるものではありません。
片頭痛は、脳の血管が、急に拡張することにより、こめかみから目にかけて、片側を中心にズキンズキンと脈打つような痛みが起こる頭痛です。
吐き気を伴うことも多く、また光や音に対して敏感になり、痛みは数時間~3日間ほど続きます。
女性、なかでも比較的若い年齢層(10~40代)に多く発症することから、女性ホルモンも関係していると言われています。
片頭痛が起こる予兆としては、食欲亢進(お腹がすぐに空いて困る)、あくび、感覚過敏、むくみ、興奮、疲労感などが、頭痛の2~3日前から起こります。
また、視野にギザギザした光りか見えるなどの視野障害や感覚障害、運動障害などが、前兆として現れます。

[ 片頭痛が起こったら ]

  • 症状が起こったら、暗くて静かな場所で安静に過ごしましょう。
  • 痛いところを冷やしたり、圧迫すると、痛みがやわらぎます。
  • 片頭痛は眠ると改善しますので、日中でも仕事や家事を中断して仮眠をとりましょう。
  • コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物を飲むと、痛みが和らぐことがあります。

前の記事

緊張型頭痛

次の記事

熱がある(発熱)