手足口病
38~39℃の発熱に伴い、手のひらや足裏、口の中などに水疱性の発疹ができたときは、手足口病が疑われます。
手足口病の原因は、エンテロウイルスの感染によるものですが、このウイルスには「エンテロウイルス71型」「コクサッキーA6型」などいくつかのタイプがあり、その年によって流行する型は異なります。1度発症し免疫ができても、異なるウイルスと接触すると何度も発症することになります。
感染力は比較的強く、ウイルスの付着した食べ物などを介してうつることもあります。
2~3歳の子どもに多い病気ですが、大人でも発症することがあり、成人の場合は重症化する危険性があるので特に注意が必要です。