薬剤性便秘

薬の副作用が原因で起こる便秘を薬剤性便秘といいます。
種々の薬物により腸管運動が阻害されたものです。原因となる薬剤には、制酸薬・抗コリン剤、抗うつ剤、パーキンソン病治療薬、麻薬(モルヒネ製剤、リン酸コデイン)、咳止め・風邪薬、喘息の薬(気管支拡張剤)があります。抗うつ薬、抗コリン薬、咳止めなどは大腸のぜん動運動などが抑制されて便秘になることがあります。
また、下剤の乱用なども挙げられます。

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