COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPDとは、肺の生活習慣病とも言われている、慢性閉塞性肺疾患という病気のことです。
最大の原因は喫煙で、受動喫煙も発症の原因となります。また、粉じん、大気汚染、乳幼児期の呼吸器感染、遺伝なども原因としてあげられます。
タバコの煙や化学物質などの有害物質を吸引すると、気管支の組織が炎症を起こし、たんが溜まることで空気が通りにくくなり、また肺胞が破壊されて酸素をうまくとりこめなくなります。
典型的な症状は、慢性のせき・たん・息切れです。少しの動作で息切れしやすい、黄色や粘り気のあるたんが出る、一日に何度もせきが出る、などの症状がある方は、COPDの可能性があります。