本態性振戦

本態性振戦は、身体の一部が規則正しくリズミカルにふるえる神経系の疾患で、最も多くみられるのは手のふるえです。
ふるえは、コップを持つなど一定の姿勢を保とうとするとき(姿勢時)や、お箸を使うとき(動作時)にみられます。
また、頭、声、腕、脚にもふるえが起こる場合があります。
本態性振戦はふるえのみを症状とする病気で、他の症状はありません。
ふるえがひどくなると日常生活に支障をきたすようになり、さらに人に会うのが億劫になることもあります

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