声帯ポリープ

声帯ポリープ

声帯ポリープは、風邪や声の出しすぎなどが原因で声帯に炎症が起こり、声帯の縁に小さい膨らみ(ポリープ)ができる病気です
声帯がうまく閉じず、振動も邪魔されるため、発声しにくくなります。症状が進むと、がらがら声、だみ声になります。
ほとんどの場合、ポリープは左右どちらかの声帯にできます。長く放置したり、ポリープが大きい場合には、反対側にもなんらかの症状が現れてきます。

声帯ポリープは、飲酒習慣がある人、仕事なので大きな声を出すことが習慣化している人、ヘビースモーカーの方に多く見られます。

治療方法としては、大声を出さない、禁煙する、発声訓練などがあります。
急性期であれば炎症を抑える薬などでに治療になりますが、改善しない場合は手術が必要なこともあります。

喉頭がんやその他の悪性腫瘍によって声がかれる場合があるので、声の調子がおかしいと感じた時は、早めに受診しましょう。