手根管症候群(正中神経麻痺)

■手根管症候群
手根管症候群とは、手のしびれのなかで最も多い疾患です。手根管とは、手首の部分にある骨と手根靭帯に囲まれた空間で、指を曲げる腱と正中神経が通過します。この手根管内で、何らかの原因により正中神経が圧迫されると、手根管症候群が発生します。

■正中神経麻痺
正中神経麻痺は、上肢(肩~手指)にある正中神経が圧迫されて引き起こされます。ケガ・スポーツ外傷・骨折・神経の炎症・ 糖尿病などが原因として挙げられます。特に、手首にある手根管の部位に出やすく少しの圧迫でも神経への影響があります。

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